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大晦日「いか人参」作りにチャレンジ

細川満寿美

2023年1月13日

こんにちは、縁乗会の細川満寿美です。今年も宜しくお願いします。



昨年の大晦日に、福島県の郷土料理「いか人参」を作ってみました。



我が家では、昔、祖母がこの「いか人参」を作っていたそうですが、私はその当時幼年期で固いものが食べれなったこともあり、祖母の作った「いか人参」を一度も食べた事がありませんでした。



その後、祖母が亡くなってからは、レシピが引き継がれず、誰も作らないという状況が続いていました。



私が、今回「いか人参」を作ろうと思ったのは、福島県民が主に正月に食べる風習があった事と、祖母の代までレシピが続いていたという事を知り、非常に気になり作ってみたのです。



レシピが伝承されていなかったので、


今回仕方無く、ネットでレシピを検索し、少し自己流アレンジを加えて作ってみました。



家族には好評でしたが、祖母の味と近かったのか、遠かったのか非常に気になりました。



今となれば、味の継承は難しい状況になってしまいましたが、今後少しでも復元できるよう、祖母のいか人参を食べたことのある私の母の記憶と感想を頼りに、祖母の味に近づけていきたいと思います。



※参考


【今回私が作成した「いか人参」のレシピ】



<材料>


人参…1本と半分


スルメ1


乾燥昆布…少量


九州風さしみ醤油…適量


みりん…大さじ1


甘茶(煮出した)…大さじ1



<作り方>


①人参1本を千切りのピーラーで削る。ボールに入れる。


②残り半分を細めに千切りにする。(うちでは、歯が弱い人が多いのでなるべく細かく切った)


③スルメもなるべく細くハサミで切る


④スルメを軽く水洗いする


⑤乾燥した昆布も入れる


⑥みりん、醤油、甘茶を加えて混ぜる、味見をして好みの濃さに醤油で調節する


⑦ジップロックに入れて冷蔵庫で2日間ぐらい寝かすと完成(食べ頃)



そのまま食べても美味しいですが、余ったら細かく刻んでコロッケに入れても美味しいです。

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