top of page

米一粒に7人の神様

白岩里美

2024年9月29日


子供の頃、米粒がお茶碗に一粒でも残っていると親や祖父母に

「米粒は一つ残さず食べなさい」と言われた事があります。


詳しい意味も分からず

その教えを聞いてから、米粒は一つ残さず食べるようになりました。



なんで米粒を残してはいけないのだろう?

皆さんは疑問に思った事はありますか?


7人の神様が宿っているという話は聞いた事がありますが、詳しくは聞いた事がありませんでした。

7人の神様とは七福神の神様の事かと思いきや、

「太陽、雲、風、水、土、虫、人」

の七人だと知りました。


七人の神様とは

①水:稲が良く育つ豊富な水

②土:栄養分の豊かな土

③風:受粉を行う風

④虫:虫はお米を食べる害虫の事ではなく、その害虫を食べてくれるトンボや蜘蛛の虫

⑤太陽:成長に欠かせない太陽の光

⑥雲:太陽の光を当てすぎない雲

⑦作り手:苦労しながら八十八の手間(工程)をかけて米作りをする作り手。


七人の神様がわかった瞬間、なるほど!と思いました。

お米を作る為には、どれか一つでも欠けてはいけないのだと改めて勉強になりました。


これからは米粒一つに七人の神様が宿っているのだと胸に刻みながら大切に頂きたいと思います。

そして、私も教えてもらったように

子供達にも伝えていきたいです。

bottom of page