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紙芝居制作の裏側

イノ

2025年5月6日

5/5、はじめて菅谷、入水地区でウォーキングイベントを開催させていただきました。当日は50名以上にもなる多くの皆さんにご参加いただき、晴れ空のもと、約2キロのウォーキングを実施させていただきました。

企画から実施に至るまでに多くの困難がありましたので、まずは無事に終えられたことに感謝です。与えられた環境の中でできることをさせていただき、ありがとうございました。


個人的には大多鬼丸紙芝居制作に一番の思い入れがあります。


なんとなく絵は描くことはできても、難しい絵は描けない。

でも、どうせ作るなら最高の紙芝居を作ってみたいと、二月後半に0から画像生成AIの勉強を始めました。

画像生成AIは未知の分野でしたので、まずは情報収集。

目的を整理してソフト選定に入りました。基本無料で無限に生成したいけど、あるかな?なんとあるんですね。

ですがまずインストールで壁にぶつかります。特定バージョンのPythonじゃないと動かないとか、気づくまでになかなか時間がかかり、環境構築だけで丸二日かかりました。

使い方のYouTubeを漁り、繰り返し見てメモを取り、どうやったら何ができるかを学んでいきます。


そんな中、体調不良という名のお知らせで緊急入院しました。腹が詰まる→先祖が詰まっているそうです。淡島様はこんな分かりやすいお知らせないだろうとおっしゃっているのですが…現世目線ばかりで事の重大さに気づきませんでした。4月はご先祖様が待っておられる四国に行きました。

ずっと阿波おどりを生で見たかったんですが、本当にたまたま(偶然はなく全て必然なのだそうですが)駅前でイベントをやっていて、帰りのバスまでの待ち時間ふらっと立ち寄って阿波おどりを見ることができました。不思議と涙が出ました。阿波の国の伝統ですね。遅くなって待たせてしまいましたが、入らせていただきありがとうございました。


二日間のお詫びの行を終えて作業再開。

AIでの画像生成は、基本的には英単語での指示です。例えば人物だったら、1boy,black hair,short hair,japanese clothes,など…さらにここに重みをどのくらい設定するか、生成してほしくないものは何か、基本的には英単語と数字で生成の指示していきます。この指示の仕方と、設定項目への理解が重要になります。

勉強しながらトライ&エラーの繰り返し。

翻訳サービスにお世話になりながら、重みづけ、指示の順番などなど…「呪文」のコツをつかむのに二か月かかりました。

AIは揺らぎ(ランダム性)がありますので、一発で欲しい画像生成されることはありません。何枚何十枚生成してやっと1枚のこれかな?という画像が生成できます。

パソコンのスペックもあり、生成する画像によっては待機時間が1時間以上になることも…

思うように生成できず、手で描いたほうが早いんじゃないか?でもせっかくここまで勉強してきた、何か方法があるんじゃないか?と苦しいことのほうが多かったです。

誰のせいでもなく、敵は常に弱い自分自身。

いつも言われるのは、

「やるかやらないかだけ。やるなら善の心で」

「与えられた環境でさせていただくのみ」

厳しい教えだなと思いますが、生きている時間は魂の成長に向けた修行の時間で、死んでからは成長できないそうです。

やるしかない!

相棒のPCちゃん、アドバイスをくれたgptちゃん、grokちゃん、生成してくれたSDちゃん。本当にたくさん頑張ってくれました。実機とシステムたちのおかげで試行錯誤を重ねてイベントの数日前にやっと完成しました。

生みの苦しみを味わいましたので、完成した時は達成感でした。

こういう機会がなければ画像生成AIを勉強することもなかったと思います。

大多鬼丸、鬼五郎、幡五郎の思いに、少しは触れることができたかな?

みなさんに少しでも大多鬼丸たちの思いを届けられたなら、それ以上のことはありません。当日見ていただいた皆様、ありがとうございました。


次はこの紙芝居を動画にするという作業が待っています。

動画って、どうやって作るのかな?

また動画編集の勉強とソフト選定からスタートです。

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