0歳から6歳までに、これだけはしておかないとならないと云う子育て教育の大切な考え方です。
「鉄は熱いうちに叩け」「三つ子の魂百まで」などの言い伝えに繋がる部分です。
■0歳から1歳まで
①神様の存在を教える。
・言葉が分からなくても、皆が神様と約束をし、命をもらって生まれてきたことを語りかける。
②氏神様へ一緒にご挨拶へ行く。
・毎月(1 日、15 日など)、氏神様に感謝の気持ちを伝えに挨拶へ行く。
・「ご先祖様と一緒に入るよ。」と言わないと、大祖元のご先祖様たちは鳥居をくぐることが出来ないことを語りかける。
③母乳は一番のスキンシップ。
・肌と肌が触れることがとても大切。ミルクをあげるとしても、母乳を与えるときと同じ感覚であげる。
④家の中ではマスクを外して子供と接する。
・表情が分からないと、感情の乏しい子供に成長してしまう。
⑤離乳食には季節の野菜を取り入れる。
・食も神様からの恵みであることに感謝し、田んぼで採れた米、畑で採れた季節の野菜を頂く。
⑥お宮参りやお食い初めなどお祝い事は、感謝の気持ちを神様へ報告をしに行く。
・神様から命を授かり、無事に成長していることの感謝の意を伝えに行く。
⑦子育ては家族や周囲の皆でする。
・年寄りと子育てするのが理想。祖々母世代までいたらなお良い。年寄りは経験と余裕がある。
■1歳~3歳まで
①挨拶を教える。
・神様→先祖→家族(父、母、兄妹の順)に挨拶をする。
②感謝と思いやりの心を育てる。
・自分の命も他者や草木や動物の命も、全ての命がかけがえのない命。それを理解し、感謝することで思いやる気持 ちを育む。
③「返事」をすることを教える。
・意思疎通の手段としても、返事は必要不可欠。
④「聞く力」を身につくよう教える。
・【聞く→分かる→出来るようになる→楽しい→もっと知りたい→だから聞く】という好循環を体験させる。
⑤子供の興味・関心を見逃さない。
・それぞれの子供が何に関心を持っているのか、そしてその興味のあることを尊重し、伸ばしてあげる。そのためにたくさんの体験をさせる。
⑥「なぜ?どうして?どうやるの?もし~だったらどうだった?」をうまく使う。
・子供が話してくれたことに対して、疑問形を使い、自分で考えるようにしていく。
⑦叱る時は具体的に分かりやすくする。
・一番してはいけないことは人格否定。人格にコンプレックスを持ってしまった子供は、日常生活でも消極的になってしまい、それが成長の妨げになる。叱った後に、「絶対出来るようになるよ!」とフォローすることを忘れずに!
⑧本物を体験させる。
・実際の生き物、乗り物の絵本などを見せる。
・実際の畑や田んぼで農作業を体験する。本物の大きさ、力強さ、迫力に触れながら、子供たちが自分で考え、手を使い、体を動かして五感で体感することが、より良い成長へと繋がっていく。
■4歳~6歳まで
①神事・仏事のことをきちんと教える。
・人間を含む全ての生き物は、皆、神様の子供だということを教える。
・毎日仏壇に手を合わせて、ご先祖様に感謝することを教える。
②「我慢すること」を覚えさせる。
・我慢することを覚えると大人になる。また元気な子供、心豊かな子供に成長する。
③心の根っこを育む。
・心の力を育てると忍耐力と我慢を覚え、「生きる力」となる。
④「出来ること・得意なこと」を増やしていく。
・小さな出来ること、得意なことを積み重ねていくことで、自分自身と意欲を育むことにつながる。
⑤褒めて育てる。
・小さなことでも出来たことを褒めることで、向上心と心の豊かさを育てることに繋がる。
⑥人としてのルールと責任を教える。
・全てのことは何事も全部自分の責任であることを教える。
・順番を守るなど、社会のルールを教える。