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実践01_神と人の領分

ミホちゃん博士の会話  (神と人の領分)


博士

ミホちゃんは、神の領分と人の領分があることを知っているかい?

神の領分とは神様がお働きになっている部分で、人の領分とは人間が働く部分の事をいうのじゃ



ミホちゃん

しらなかったよ。

具体的には、どんな事があるの?



博士

そうじゃな。

たとえば、農業じゃな。人は、豊作の時には俺が作ったと自慢するが、 不作の時には天候が悪かったと言うもじゃ。

人間はお手伝いさせて頂いているということを忘れてはいけないのじゃあ。



ミホちゃん

農業の何が、神の領分で、人の領分なの?



博士

これこれ、ミホちゃん落ち着きなさい。

焦らなくても教えてあげるじゃ。

人の領分は、耕して種を蒔くことじゃ。

種は季節に合わせなければ芽をだせないから、種の性質を知り、 天に合わせて蒔く、ここまでが人間の働きじゃな。

後は、神様の領分になる。雨を降らせ、土をしめらせ、芽を出させ、 成長させて稔らせるのも、また風によって交配し、あるいは虫によって交配するのも、 みんな神様のご配慮なんじゃ



ミホちゃん

ミホ農業やったことないから、よくわからない?

他には、何かないの?



博士

そうか、そうじゃったな。

ミホちゃんにもわかりやすいのは、そうじゃなー、子供なんてどうじゃ。

妊娠も分晩も神様のお働きじゃ!!親は暑くないように、寒くないように、 お腹がすかないようにと人の領分で心を配り、毎日成長させて下さったり、 目が見え、耳が聞こえるようにして下さったり、歯が次第に生えてくるのはみんな神様のお働きなんだよ。



ミホちゃん

そうなんだ、この世には、神の領分と人間の領分があるんだね。




詳しく

● この世の中には神の領分と人の領分がある。

神の領分とは神様がお働きになっている部分で人の領分とは人間が働く部分のことだ。


たとえるなら農業です。

人は、豊作の時には俺が作ったと自慢します。

しかし、不作の時には天候が悪かったと天候のせいにします。

何が言いたいかと言うと、「人間は神様お手伝いさせて頂いている」と言うことです。

耕して種を蒔く。種は季節に合わせて蒔かなければ目を出しません。

種の性質を知り、天候に合わせて蒔く。これが人間の領分です。


神様の領分は、雨を降らせ、土を湿らせ、目を出させ、成長させて実のらせることです。

また、風によって交配し、あるいは虫によって交配するのも、みんな神様のご配慮です。


子供もそういえます。人(両親)は暑くないように、寒くないように、お腹が空かないようにと 人の領分で心配りします。


神様は、成長させて下さったり、目が見え耳が聞こえるようにして下さったり、 歯が次第に生えてくるのも、みんな神様のお働きです。


人間は神様のお働きに気が付かないと、いらない頭を使って必要以上に自分を苦しめてしまいます。 神様の働きと人間の働きの二つが一つになって初めて物事が完成してゆくということに気づいて、 これから先は神様におまかせすべきだなと思えるようになったら一人前といえます。


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